久しぶりのパドドゥ、心を込めて。

日付変わって、本日ですが…バレエの本番に臨みます。

ちょうど１ヶ月くらい前のことでした。
突然舞い降りてきた、舞台出演のお誘い…

この10年くらいは、生徒の指導だったり
生徒の保護者と先生の間に入っての役割だったりで
私の仕事は、踊りを見せることよりも
裏方のようなところにあると
それは自分の逃げ道だったのかもしれないけれど
ちゃんと向き合うことを避けるための口実だったのかもしれないけれど
発表会というものがある度に薄れていく、
踊りを純粋に愛して、楽しむことや、
見る人を喜ばせるような踊り手でありたいという気持ちと
いま、改めて向き合っています。

取り戻すというか、
まだ10歳くらいだったころの
バレエ大好き！だけでやってられた頃の気持ちと
大人になった自分で向き合うことは、結構大変で
毎度のリハーサルで先生から向けられる言葉ひとつひとつ
すべてが直球ストレートで私の心にグイグイ刺さるので
毎回泣いてましたが
いよいよ今日、本番を迎えます。

好きなように、やりたいように、やりたいことをやれ！と
そんなアタシ、まだちゃんと心のどこかに居るんだよと
その小さなかけらを、これからは大事に育んで、大きくできるように。
今日はその第一歩、始まりだと信じています。

踊るぞー！