昨日は月に一度の出張親子ピラティスクラス。
毎回、レッスンを楽しみにしてくれていて私もすごく嬉しいです。
「次はどんな体操?」と動きに興味を持ってくれるようになってきました。
「わたし燃えてきたー!」とやる気まんまんになってきたり…
ほんと、楽しいのも、燃えてきちゃうのも、教えてる私の方かもなんて思うくらい^ - ^
今回のテーマは「背骨を強く、なめらかに」
ピラティスっぽく言うならば、脊柱のアーティキュレーションと安定性といったところでしょうか(^_^)
カラダを動かすとき、視覚というのは結構大事なものだと思います。
目をつむって、真っ直ぐに歩けますか?片脚バランスでどれだけ真っ直ぐキープすることができるでしょう?
かなり視覚に頼っているなということがわかると思うんです。
カラダの真ん中を通っている背骨。
鉛筆の芯のようなもの。
芯がしっかりしていて、それでいて柔軟性もあって…というのが理想的。
普通に生活していても、”真っ直ぐ”を意識するのは難しいものです。
おまけに現代は生活が便利になった分、カラダは意識的に動かさなければ弱っていくばかりで。
自然に備わっているはずの”真っ直ぐ”を保つ力も弱くなってしまいます。
だから側弯とか増えてるのかな。
そんなわけで、背骨の安定性と柔軟性、その両方を意識してもらえるようにプログラミングしました。
エクササイズに入る前に一度、”良い姿勢”を作ってキープしてみる。
みんな、息も止まりそうなくらい力づくでキープをする。
安定性を高めるため、呼吸と動きの調和を丁寧に。
体幹部の深層筋群を強くするような動きも行う。
脊柱の動作…屈曲、伸展、側屈、回旋などあらゆる方向を使う。
最後に安定性のためのQuadrupet。
写真はブログ用に今日撮りました。
体幹トレーニングとして様々な場面で取り入れられている動き。
体重がかかっている手、脚の感覚。
動かす方の手、脚の感覚。
しっかり安定した胴体の部分。
どれも大切にしないと正しい動きにはならない。
そして、レッスンを終えて、もう一度”良い姿勢”をキープしてもらう。
程よい力具合、呼吸も楽に、最初よりも長くキープができるようになった。
子どもは素直だから、出来ると嬉しくっていつまでも”良い姿勢”をやって見せてくれる。
嬉しいよ。私も。
またひとつ、”できた!”の喜びを感じてもらえたから。
写真にも上げたQuadrupetを目を閉じてやってみると安定させるためにどれだけパワーが必要なのか
視覚にどれだけ頼っているかがよくわかります。
私にとっては視覚抜きであることはチャレンジですが
視覚を利用できない人にとっては、それが当たり前。
感覚が大事なのです。
感覚を覚える力が備わっている彼女たちに、しっかりと伝えていかなくては。
帰りに子どもたちのお母様からいただいた美味しそうなパン。
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