2016年9月16日金曜日

親子ピラティスレッスン♪(´ε` )

こんにちは(^_^)

月に一度の親子ピラティス出張レッスンに行ってきました!




車にマットとブロックとボールを積んで
いざ出発(^O^)/


今回は2ヶ月振りのレッスンで

子供達のカラダがどんな状態になっているかドキドキしつつ



昨年の12月から始まった親子ピラティスレッスン

子供達は視覚障がいを持っています。

お母様もほぼ全盲という親子も。

ピラティスを指導することで

成長期における身体の歪みを少しでも抑え

運動機能を高めるために

月に一度ではありますが、レッスンを行ってきました。


生後間もなく視力を失った子供に指導することは

私にとってチャレンジでした。

今も不安に思うことはいっぱいです。

でも、子供の指導はバレエ教室で約10年間学んできました。

それに、ピラティスだってたくさんの実習時間を経てインストラクターになりました。

私自身も学ばせてもらい、きちんと結果を提供するという気持ちで

お受けした仕事です。



毎回、子供たちにはまず

レッスンを楽しんで、好きになってもらうことを考えています。

レッスンの中で1つでも身体が感覚を記憶して

日常生活に生きてくるようにと思っています。


今回のテーマは「力のベクトル」

ただ、身体を動かすのではなく

ただ、トレーニングをするのではなく

力の方向性を意識してみようということ。

視覚誘導が出来ないので

指導は基本的に身体で感じる例えを使います。

今回は親子で手をつないでもらって

お互いが引っ張り合うということをやってもらって

「引っ張り合うと力が生まれる」ことを伝えました。

これと同じ事象が身体にも起こるんだと

そして、複数の方向に身体を引っ張り合うことで

動きの質が高まり、強くなるということを伝えました。

彼らにとって、感覚が大事なのです。

理解できるイメージを与えていくのです。

ただ単に、「背中を伸ばして」と言うだけではダメ。

「頭のてっぺんとお尻で引っ張り合うように」と

相反する方向性を意識してもらうことで

素直に良い姿勢が生まれます。

彼らの動きが自分の与えたイメージでどんどん良くなっていくのを見ると

すごく幸せなんだなぁ…

この子達もいつか大きくなって

身体を動かすことが大好きになってくれて

パラリンピアンになる日が来てくれたらいいなぁなんて

ちょこっと思う(*^_^*)

夢を持って、羽ばたいてほしいなって思うのです。

私にも、健全な脊柱だけじゃなく

夢や希望を与えることができたら

幸せです(^_^)


レッスンの最後に、運動会でやる”ランニングマン”がなかなか出来ないというので

教えてあげたら

あっという間に出来ました♪(´ε` )

伝え方1つで、大違い。

ちゃんと私も学べているのかなと思えた

そんな瞬間(^_^)

みんなの「出来た!」が私のご褒美♫

もっともっと、たくさんの「出来た。」に出会えるように

私もがんばります!






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